土
19
3月
2011
ハイパーレスキュー隊による原子炉への命がけの放水の成果を聞き、少し安堵している。
福島第一原発の一連の事故については、日本中の人々が手に汗にぎりながら報道を見守っているのではないだろうか。
私もその一人である。報道で幾度となく耳にした「最悪の事態」、すなわち放射能に汚染された中で生きて行かざるを得ない日常を想像し、恐怖感を覚えた。
報道によると、決死の放水が効を奏して放射線量は減少傾向にあるというが、まだまだ油断はできない。
そもそも地震大国である我が国がなぜ原子力に依存しているのか?なぜ54基もの原発が存在するのか?
その原因はこれまでの我々の生活にある。無自覚に電気を使い続け、そのリスクについて無知であり、科学技術を過信し、自然現象を軽視し、その結果が原発の建設を許してしまったのではないだろうか。この事故がどのような結末を迎えようとも、その災いは我々自らが引き起こしたことである。
今こそ、地球の資源やCO2の問題とともにエネルギーの使い方・作り方を改めて見直す時なのかもしれない。
さて、建築家として何ができるか。