水
23
3月
2011
ラジオからも強い余震の度に警報音とともに「緊急地震警報」が連呼される。数秒後に来る地震に備えてである。
正確には震源地ではすでに地震は起きており、我々が感じる大きな揺れとは別の小さな揺れをキャッチして警報を出している。その小さな揺れはP波と呼ばれ、大きな揺れのS波に比べ速度が速いため事前に知ることができる。ただし、二つの波の速度の差を利用しているため、震源の近くだと到達時間の差も小さいので警報が間に合わないkともある。
P波センサーは鉄道や空港の管制などに利用され、我々の身近なところではエレベータにも設置されている。
築30年を越える当マンションには、P波センサーどころかS波が来ても停止しないエレベータがある。ちょうど3月11日15時15分過ぎ茨木沖M7.4の地震の最中に来客があった。その客はエレベータに乗ったら地震がきてグラグラとエレベータのかごが揺れながら昇って行くので生きた心地はしなかった。とその恐怖を語ってくれた。
我オフィスのラジオは私が中学1年のとき母に買ってもらい、もう34年になる。当時は電気仕掛けに興味津々で、海外の短波放送が聴こえる驚きと喜びで夢中になった。今は専らNHK FMが時計代わりとなっている。来客された方から「それ何ですか?」と聞かれることがある。今どきラジオ専用機などめずらしい。しかも大きい。ラジオはTVやオーディオと違って故障もなく陳腐化もしない長生き家電なのだ。