火
29
3月
2011
いまだに余震が続き、気持ちもゆらぐ。地震が来てもいないのに揺れている気がする。地震に対して敏感になっている。
3月11日はマンションの7階にいた。鉄筋コンクリート造の建物がこれほど揺れるとは思ってもいなかった。このときの東京の震度は5強。
1981年以降の木造以外の新築の建物は、関東大震災クラスの地震でも倒壊しないように構造計算で確かめられている。阪神淡路大震災のときも1981年以降の建物の被害は少ないかった。
東京都では震災に備え物流ルートを確保するため主要幹線道沿いの建物の耐震性を確保したり、学校・幼稚園・保育所などの耐震補強をすすめている。しかし、民間のマンションにも耐震補強工事の助成はあるものの、助成割合が少なく住人の負担が大きいことや合意形成を要することからあまり進んではいない。私が入るマンションも耐震補強は行われずそのままになっている。
前の関東大震災は1923年。当時は震度6までしかなく今の基準にすると震度7に当たるらしい。震源は小田原沖、M8。あれから88年、関東大震災の周期を73年とする説もあり不安は募るが、近年ではもっと長く200~400年とする説がある。港に堆積した土泥から津波で運ばれてきた沖合の海中生物の年代を推定した結果らしい。
できることなら大災害は来てほしくはない。どんなに技術が進歩して文明を築いたとしてもやはり自然の脅威には及ぶまい。いつの時代も過信することなく備えは十分でありたい。