31

3月

2011

震災復旧

 中小企業家同友会エコ委員長から一通のメールが、「被災地の惨状を受けて義捐金・物品・労力の提供それに加えて知恵を出し合おう」との呼びかけである。

 

 これまでわずかな寄付と被災された方々の回復を祈ることしかできなかった自分に無力さを感じていた。そこに知恵も出せることに一筋の光明が差したかに見えた。しかし、知恵を出そうにもなかなか出てこない。というのも今の状況やこれからのこと、今ある課題がいつ解決される予定なのか全く分からないからどんな知恵を出せばいいのかわからずにいた。

 

 そこで阪神淡路大震災のときの地震発生後の状況を調べてみる。インフラが復旧するまでに3カ月、仮設住宅の建設完了に7カ月、それまで避難所での生活は続けられた。そして災害復興公営住宅への入居の始まりに3年3カ月要している。その間それ以降も高齢者の見守りやコミュニティの形成が大きな課題になったようである。

  また、被害者が多く一世帯当たりの義捐金の額が40万円程度で他の災害と比べると少なく家の再建は困難だったようである。

 

 知恵と呼べるものではないが。今の避難所は体育館など天井が高く、暖気は上昇してしまう。プライバシーの確保のために衝立やカーテンが設けられるが、天井も透光性のシートなど掛けて少しでも温かくできないものか。今日の東京は緋寒桜が満開であった。被災地の東北の気温を考えると暖はとりたい。

 そして、電力が不足する夏の14時前後に設けて東京の節電対策である。南ヨーロッパのように2時間ほどの昼休み(シエスタ)をとるとか。夏休みを長くとって避暑地ですごすとか。休むことばかり発想してしまう。あと、オフィスなど天井から照らす全体照明を控えて作業する範囲を照らす手元灯に変えるとか。LEDに変えるとか工夫はできそうである。

 

 ちなみに委員長の提案の中に、瓦礫の木材をチップや粉にしてリサイクルするというもの。さすが、ごみを宝にかえる。しかも木材を燃やすとでるCO2を抑える一石二鳥のアイデアであるが、木材加工業者に問い合わせたところ、海水に浸かった木材はチップにできないと言われたそうである。残念。

間取りっち
建築コンシェルジュ

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