月
30
5月
2011
今日も予定の時刻を過ぎて作品はでき上りました。ダメもとで向いの郵便局へ持っていくと翌日の午前中に到着するとのこと。ラッキー。前回のコンペの時も宅配便の営業所に持参するも集荷の時間を過ぎていて間に合わず、ロジスティックセンターならまだ間に合うと教えてもらい何とか間に合ったのでした。ラッキー続きです。
今回の設計対象は田舎の駅です。最近には珍しく構造がテーマです。建築家の自意識過剰とも言えるような作品が横行する中で建築本来の在り方を求めるコンペなのか、あるいは歪んだ構造表現を求めるものなのか定かではありません。審査員に知り合いの構造建築家もいたので参加することにしました。このコンペの存在を知ったのは締め切りの2週間前で時間の制約はありました。
こんな時に3D CADは重宝します。初期の漠然とした形を描くことから始まって、試行錯誤を繰り返して、微調整をしながら最終の形に至るまで全てコンピュータの中で行うことができます。
私の場合はまだスケッチを大量に描いて、その中から可能性のある形を見つけなければなりません。いけるかなと思われる形はコンピュータや粘土で大雑把に作って確認します。ダメな時もあります。ダメそうだけど進めていくと意外に良くなったりします。今回は後者の方でした。大雑把な形から徐々に詳細を決めていきます。あたかもコンピューターの中で彫刻している感じです。そうすると徐々に自分が求める形と巡り合うことができます。
製図板に向い設計図を描いていた頃とは格段に情報量が違います。いろいろな角度から実際に見える形もあり得ない歪んだ形で確認することができるので、判断も早くなります。
3D CADがなければこれを時間内で一人ではできなかったでしょう。(途中、住宅の設計を1件行いました。)一人だからできた部分もあります。スケッチを描いてそれを模型にしたりCGにしていたら刻一刻一刻と生まれるアイデアに追随できなかったでしょう。
結局コンピュータを使う作業は最後の5日間位でした。
審査結果はどうであれ、自身の満足できる発見ができて、それを形にでき、応募までできたのです。万々歳です。