神戸芸術センター

 神戸市の市バス営業所跡地のコンペに当選したものである。事業コンペは設計案のみならず、そこで営まれる事業計画が審査の対象となる。

 われわれの提案は、如何に地元神戸市民に貢献できる施設になりうるか。そして、それを支えるための収益も同時に確保することにある。

 他のコンペ参加者が、価格競争でしのぎを削る分譲住宅案とは違う。公共用地跡を活用する意義を考えれば、異なる発想になる。

 市内にはホール・劇場は数多い。しかし、その中で1,000人クラスのものがない。それを補完すると同時に、見本市・展示会など多目的に使える様に、フルフラット可能で1,100人収容の芸術ホールと、3つの130人程の小ホール、オープンスタジオ、ギャラリーと総合芸術施設を整えた。他に住宅・オフィス・商業で構成される複合施設となった。

 「平成20年度 優良消防用設備等 消防庁長官賞」受賞

 (㈱村井敬合同設計にて担当)