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テレワークは生産的?

 コロナ災禍によって緊急事態宣言がされ、外出自粛要請も出されました。私も現場に行く以外は在宅勤務していました。そこで今後テレワークは定着するのか?を考えてみたいと思います。

 

 知人やメディアから「テレワークの方が通勤もなく作業にも集中できて、会議も集約されるので、作業がはかどるのでいい。」との声を聞きます。弊社のスタッフにも聞いてみると、「出社したいた時と生産性は変わらない」といっています。

 

 私は本当にそうかな?と疑問符が付きます。テレワークでこれまで不要だった作業ができなくなるので、省略あるいは簡略されて単に作業が減ったからではない?作業量に対する生産効率は上がったかもしれないけど、生産量そのものは上がったの?と聞いてみたくなります。

 

 

 弊社に営業にこられる方から、コロナで人に直接会えずリモートだったたので成績は下がりました。でも今やリモートによる営業ノウハウを売りにするコンサルもいるので、リモートだから・コロナだからとは言えないときが来るかもしれません。と。

 

 私の場合は生産性は落ちました。そもそも家では仕事できる環境は整っていません。家には「みんなの書斎」と名付けられた狭い机とネットで買ったら不評だった椅子と机の上に載せられた書棚が、リビング・ダイニングの片隅に設置されています。

 CADには大型モニターは必須ですがありません。老眼故、眼鏡をはずしてノートパソコンのモニターに極限まで顔を近づける濃厚接触状態です。購入したまま使われず放置されたプリンターのケーブルは行方不明で使用できず。普段なら紙に印刷して手書きで赤入れてスタッフに手渡したものが、プリンターもスキャナーもなく、画面上で朱入れするにもマウスは思うように動いてくれない。仕方なくペンタブレット(板タブ)を購入。ヤフオクで落札。お陰でペーパーレスでチェックバックできるようになり、出社するようになってからもチェクバックはペーパーレスになりました。因みにペンタブを厚労省の働き方改革推進支援助成金に申請しました。担当者から電話で「ペンタブレットは認められません!」と、ばっさり。

 

 ノートパソコンに極限まで顔を近づけるものだから、普段も猫背で姿勢が悪いのに、さらに背中は丸くなって今も腰痛を患っています。正確には以前Youtubeで孫子の歴史ドラマを11時間連続見たときに最初の腰痛を引き起こしています。今回はそれの再発です。

 

 家でテレワークは私だけでなく、同じようにダイニングテーブルでテレワークしています。ZOOMは便利だけどフェイク・スクリーンにしても映りこんでしまうし、双方の声も流れてしまう。誰もいない所に逃避しなくてはならない。

 私の家には仕事ができる環境は整っていません。

 

 厚労省の働き方改革の目的の一つに在宅勤務で乳幼児保育を兼ねるようだが、どうしても子育てが優先される。子供が静な合間をぬっての仕事になる。都合よく外から連絡やリモート会議に子供はおとなしくしていてくれるだろうか。仕事中の集中力は途切れはしないだろうか?それで生産性は本当にあがるのだろうか?私には無理です。

 

 

 


Ecology & Economy, Smarter Architecture.

「建築を賢く造り 賢く使う」

 

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