中小規模のホテル・旅館・簡易宿所の建築設計と、用途変更の確認申請に実績が多数あります。
オフィス併用住宅のペンシルビルをドミトリースタイルの簡易宿所に用途変更しててから2年。アウターコロナに備えて旅館に改修された。元の簡易宿所100ベッドは4人部屋・12室の旅館に生まれ変った。
360°写真を合成したら、空間が連続的に、これは断続的な写真にはない新しいツールになりそう。
施設の計画を立案する前に、事業者さんのお考えをまず伺います。次に運営者さんの運営スタイルをお聞きします。そして立地や地域の特性を把握しています。
ゲストのニーズと競合の特性、そして自分(計画施設)を見つめて、そこから強みを見いだしてデザインを構想します。
事業者さんとお話をしていると、これまでに聞いたことのない新しいホテルのアイデアが生まれることがあります。いつもワクワク・ドキドキしながらのキャッチボールです。
ホテルは施設とサービスでできています。ハードとソフトです。その両方が上手くかみ合っていないと不自然なものになってしまいます。
私たちはサービスをデザインすることはできませんが、事業のコンセプトとサービスの内容を伺い、それが実行できる施設の実現にむけてデザインします。デザインはサービスによって異なってきますので、運営される方とよく協議しながら施設のデザインを検討します。
施設のグレードと仕様、そのバランスが繊細です。私たちが関わるプロジェクトの多くは外国人観光客用です。事業者さんから「安くて,いいもの、そして長持ちするもの」と言われたことがあります。これがなかなか妙を得たもので、デザインする側としては悩みの種です。どこに費用を掛けるかそれは腕の見せ所でもあります。
費用には建設時のイニシャルコストと運営時のランニングコストがあります。見栄えのいい写真映えするデザインにデザイナーとして憧れますが、実際その後の姿を見ると悲惨な状態であったり、メンテナンスが大変な状況を目の当たりにします。
費用を掛けず長持く稼いでくれる施設がいいデザインだろうと考えています。
私たちはBIMと呼ばれる建築専用の最新のデザインツール3D CADを使います。小さなデザイン事務所ですので、設計の生産性を高めなければ、お客様のニーズにお応えすることはできません。
そこで建設前にコンピュータの中にデジタルの建物を造ります。より実際に近づけています。物理的シミュレーションもできます。3D画像を見れば、設計図を見るより正確な判断ができます。
私たちの目的は設計図を仕上げることではありません。事業が続く施設をデザインすることです。デジタル化の遅れが著しい建設業界にあって、デジタルを活用した先進的な取組みを心掛けています。
持続可能なホテル事業に対して、施設の最適解を見つけなることが私たちの仕事です。これまで宿泊施設の設計を専門に行ってきましたので、蓄積された知識と経験と技術があります。特に用途変更においては、予定と違う、前の図面どうりではないことに遭遇することも少なくありません。それに対処するには技術に裏付けられた柔軟な対応が必要になります。
私たちはベテラン建築士と若手による(自称)少数精鋭チームです。それぞれの得意とする分野で力を発揮できる環境を整備しながらスキルアップに励んでいます。秒進分歩の今の世界においては不易と流行を極めることが肝要と考えています。
建物が完成すると建設プロジェクトは完了します。そして、事業が始まります。想定に基づいて設計された建物の使用開始でもあります。実際に運用を始めると想定外のことも起こり得ます。
想定客を他社との競合したり、想定外のお客の需要があったり。それに合わせて施設を変更することもあります。マイナーチェンジ・メジャーチェンジさまざまです。
私たちは、建物が完成してもそのようなご相談にも応じさせていただいております。建物の生みの親とは言い過ぎですが、出産に立ち会った医師のような立場かもしれません。ですのでその建物のことはよく知っています。何かあった時のホームドクターのような存在になれたらと思っています。
無料相談は初回30分間とさせていただきます。
民 泊 ワ ン ス ト ッ プ サ ー ビ ス
一級建築士事務所
建築コンシェルジュ合同会社