BIM実践設計者によるBIMサポート
当社は建築設計事務所として設立当初から3D CADで設計・監理を行っています。
2013年からArchicadを導入し、自社のすべてのプロジェクトをBIMで設計・監理しています。
用途変更案件では、より一層BIMと現場の連携を強く意識しています。
建築実務に30余年の経験と知識から、より効果的なBIMの活用にむけてサービスしています。
建築業界において労働人口の減少、技術の伝承、働き方改革は深刻な課題です。
市場では明確な付加価値が創出がされないまま建設価格は上昇しています。
DXは情報の獲得・分析・共有によって、最適化・自動化・標準化して生産性の向上をめざします。
DXを成す者と、成さざる者、両者の差がその後の明暗を分ける。かもしれません。
建築においての要はBIMです。
BIMは3D CADの一種ですが、これまでの3D CADとは大きく異なり進化を続けています。
3D CADは3D Modelを作って、完成予想図やアニメーションを目的にします。BIMも同じようにデジタル空間に3Dオブジェクトを構築しますが、その オブジェクトに実際の建築と同じような属性を与えることができます。そこがCADとの違いです。
BIM Modelからいろいろな設計図を作れます。モデルが変われば図面が変更にあわせて自動的に反映されます。設計変更には重宝します。また、物理的シミュレーションや時間経過に沿った工事状況を再現することができます。BIMモデルから施工図を自動作成するアプリケーションもあり、施工図の効率的な作成が可能です。
設計から竣工まで一気通貫でデータを共有することで、建築の生産性を高めることが可能です。
しかし、残念なことにBIMは日本ではまだ一部のプロジェクトでしか使われていません。プロジェクトや組織が大きいと簡単には変えられないようです。
国内のそんなBIM状況の中、2021年4月に国土交通省から、
2023年までに小規模を除くすべての公共施設の建設にBIMを原則化させる。
との発表がありました。
当初の予定より2年前倒しです。
CADに比べてBIMの操作は複雑、しかも3Dの認識が不可欠です。
BIMの操作ができて建築の知識がある人材は希少です。
BIM人材の獲得と育成、それに自社のBIMのスタイルを確立は、一朝一夕にはいきません。BIMの内製化には時間と人が必要です。
しかも限られたBIM人材の獲得競争はすでに始まっています。
BIMのアウト ソーシングによって、BIMの情報を有効に活用できる即効性とリスク回避が得られます。
BIMのアウト ソーシング先は、BIMの実績はもとより、建築の知識と経験が望まれます。CGやアニメーションは完成した建物の表面のみのデータで製作は可能です。BIMは内部構造や建設の構法・工程に理解、意匠のみならず構造・設備への理解が求められるでしょう。
海外のオフ ショアで製作する場合もありますが、そこに日本の建築の知識や経験がなければ成果は大きく左右するとこでしょう。
BIMにもメリット・デメリットはあります。BIMがCADとは違い製図ツールにとどまらず、建設シミュレーションを可能にします。しかし、それ以上のポテンシャルがあります。
その波に乗れるか、乗れないか、その差は大きい。
BIMのポテンシャルを活かす事。そのためにBIM作りにエネルギを費やす前に、BIMの有効な使い方を探求して、それを実践することがより大きな経済効果が得られるものと考えます。
BIMを現場で活かす。建設の生産性を高めること。
建築の設計・監理にBIMを実践している経験を活かして、BIMを中心に建設を効率化させる関連のデジタルサービスをご提供いたします。
ArchicadによるBIMモデルの製作を行います。
BIMモデルから設計図書を作成します。
既存建物の改修工事の時や工事の進捗に合わせて現況を点群データを取得します。
BIM業務の標準的な流れをお示します。
STEP 1
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お問合せ
お困りごとや解決されたいご要望等、メールまたはお電話でお気軽にご相談ください。
STEP 2
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お打合せ
資料をもとにお打合せさせていただきます。
詳しくお話をお聞かせいただきます。
対面でもリモートでも構いません。
STEP 3
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お見積り
お示しいただいた条件と難易度をもとに、できるだけご期待に沿えるようお見積りさせていただきます。
STEP 4
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ご契約
条件が整いましたらご契約いただき、その後で業務に着手させていただきます。
ご契約スタイルについては基本的にご相談に応じます。
STEP 5
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製作
BIMモデルを製作を行います。
ご確認いただいた後に図面製作を行います。
STEP 6
納品・検収
データで納品させていただきます。
検収が終了して業務完了になります。
直接お問合せください。