民泊経営について

民泊の経営は、ゲストが宿泊するハコを用意するだけではありません。運営方法から設備のこと、そして集客のための宣伝広告をどうするのか、なども考える必要があります。宣伝広告については、特に海外旅行者に強い民泊専門のサイトへ登録するケースが増えています。

 

民泊経営で考えること

有人か無人か

ゲストが宿泊するハコはあるとして、どのようなスタイルでゲストに貸し出すのかを決めなければいけません。方法としては大きく分けて「有人」か「無人」か。つまり、ホストである自分自身がそのハコに居るのかどうかです。有人の場合は、物件の中の空き部屋を貸し出す「個室貸し出し」スタイルか、完全に同じ部屋で過ごす「シェアルーム」スタイルか。無人の場合は、物件をまるまる貸し出すスタイルになり、自分は別の家に住んでいる場合です。どの方法にもメリット・デメリットがありますから、詳しくはこちらをご覧下さい。

<物件の運営スタイルを決める>

 

清掃や備品などのチェック

外国人ゲストが気にする部分でもあり、評価の対象となりやすい部分です。清掃は自分で行うのが難しければ、民泊清掃代理会社もありますから、利用するのも手でしょう。

備品は、家具や家電をはじめとした生活に必要不可欠なものから、あったら嬉しい細やかな気配りが目に見える部分でもあります。

【キッチンに必要な備品リスト】

冷蔵庫・電子レンジ・オーブントースター・フライパンやお鍋・包丁・まな板・お皿・お箸やスプーン、フォーク、ナイフ・コップ・布巾・サランラップ・アルミホイル・ゴミ袋・キッチンペーパー・スポンジ・洗剤・サラダ油やオリーブオイル・塩コショウなどの調味料・ティーパックやコーヒー

(以下、あると喜ばれるもの)

栓抜き・フライパン返し・お玉・泡だて器・電気ケトル・コーヒーメーカー・浄水器・ウォーターサーバー

 

【洗面所・お風呂に必要な備品リスト】

洗濯機・洗濯籠・石鹸・シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤー・洗濯用洗剤・柔軟剤・スポンジ・タオル類・洗顔フォーム

(以下、あると喜ばれるもの)

使い捨て歯ブラシ、使い捨てクシ・使い捨てカミソリ・化粧水や乳液などの美容品

 

【トイレに必要な備品】

トイレットペーパー・消臭剤・トイレマット・トイレ用掃除用具

 

【ベランダに必要な備品】

洗濯用ハンガー・物干しざお

 

【リビングに必要な備品】

モバイルWifi・ダイニングテーブル・チェア・ソファ・ローテーブル・テレビ・テレビ台・エアコン・扇風機・ゴミ箱・コロコロクリーナー・クイックルワイパー・掃除機・アイロン・アイロン台・ハンガー・カーテン・時計

(以下、あると喜ばれるもの)

延長コード・変換プラグ・コミックや書籍・DVDやゲーム・ルームフレグランス・ウェルカムドリンクやカード

 

【寝室に必要な備品】

ベッド台・マット・シーツ・枕・枕カバー・かけ布団・敷き布団・照明

 

【その他備品】

替え用電池・替え用電球・合鍵・キーボックス・ハウスマニュアル

(あると喜ばれるもの)

周辺マップ

周辺地域の宿泊価格や稼働率を調べる

価格と稼働率のおおよそが分かれば収益を計算することができます。周辺地域の競合物件よりも宿泊価格を高く設定する場合は、ほかにはない特徴を持つとよいでしょう。

 

広告宣伝の方法を決める

いくら準備が完璧でも、宿泊してもらえなければ意味がありません。次は民泊の集客です。

民泊サイトはいくつかありますが、まずはこの民泊ブームの火付け役Airbnbに登録してみましょう。Airbnbは日本語にも対応していますから手順通りに進めていけば登録できます。

他にも、エクスペディアグループのHomeAway、トリップアドバイザーグループのFlipkeyなどもあります。ただし、複数のサイトに登録した場合、ダブルブッキングの危険性が高まりますので、その対策はしっかりと取る必要があります。

・写真が重要!

また、ゲストは何を見て、「ここにしょう!」と判断するでしょうか。多くは、写真を見ています。外観・内装・家具・設備など、なるべく多くの写真を、なるべく美しく撮り、魅力的に見えるように心がけて掲載しましょう。

 

特徴を出す

これから民泊がますます増えていく中で、競合物件が多くなった時、それでも自分の物件を選んでもらうには他にはない魅力的な特徴を持つことが強みになります。それが、内装なのか?アメニティーなど設備の充実性なのか?何か特徴的なサービスをつけることができるのか?何ができるのか考えてみましょう!

 

リフォームなどによる差別化を図る

民泊運営に向けて、物件のリノベーションやリフォームをする方も多くいらっしゃいます。そもそもその物件に対し、様々な基準・要件をそろえるためにリノベーション・リフォームする必要がある場合もありますし、より魅力的な物件にすることで宿泊価格をアップしたり、稼働率を高くできる可能性もあります。民泊のためのリノベーションやリフォームには、様々な基準・要件がありますから、ぜひ専門家にご相談ください。

詳しくは<改築の進め方>をご覧ください。


Ecology & Economy, Smarter Architecture.

「建築を賢く創り 賢く使う」

 

一級建築士事務所 

建築コンシェルジュ合同会社  

 

ホテル・旅館設計 ・ 用途変更 

失敗しない建築のポイント